2008年06月26日
「女教皇」はクールな未婚者

正面を向いた人物は、当事者1人に関与する部分が大きい事を示しています。横向きや斜めに向いている場合は、周囲との関わりを示します。女教皇はまっすぐ正面を向いて座っていますから、自分の意思を純粋に貫こうとする気質を物語っています。
正位置での意味
1.深い考え、教養、思想、学問。
2.女性そのものを示す場合もあり、その場合は若い女性。女子高生・女子大生・遊びなれていない初な女性・処女・文学少女・未婚の女性・妹、時として母も示します。
3.鋭い直感力。しっかりした考え。論的な考え。俗っぽさに流されない。
4.精神力の強さ。軽率に行動をしない。

逆位置の意味
1.視野の無さ。無知・無学。変わり者。通俗的。物質主義者。快楽主義者。
2.精神的にもろく、人に左右される。宗教に左右される、または宗教法人に利用される。情緒不安定。親の言うままになる。幼児性。
3.女性として読む場合は、ハイミス、愛らしさに欠ける女性、異性との縁が薄い女性、孤立しやすい女性。結婚の場合は、相手の学歴にこだわる。高校中退・大学中退。
4.中途半端な状態。プライドが高い。
5.精神的・肉体的な愛

このカードは女教皇が、左右の柱の中央に座しています。一方は理性や精神を、一方は肉体や感情を表しています。また大抵のカードではまっすぐ正面を向いて座っており、書物を持って描かれます。正面を向いているのは、まじめさ・論理的な性格を表し、書物が学問などの知的な意味を表しています。
逆位置はまさに論理的・理知的の反対の意味で、軽率・中途半端となり、女性としてとらえる場合は年齢で見るとわかりやすいです。正位置は若い女性、逆位置はオールドミスと覚えてください。
このように見てみると、「女教皇」のカードは、女性原理と対立する原理の均衡状態を表しているようです。また動きが無い事から「受動的」なカードと言えるでしょう。
意識するもの(洞察・観察)と、意識しないもの(直観・無意識)を活用し、 冷静で思慮分別があり、プライドも高い女性性も示しています。

2008年06月25日
「魔術師」の教えは留まって作り始めること!
当たる!小町のタロット鑑定ご希望の方はこちら!
NO.1の数字が振られているカードが魔術師です。
「愚者」が持っていた袋の中が何か、この「魔術師」のカードで明らかにされます。
魔術師は袋の中のモノを取り出して、机の上に並べ、何かを創造しようとしているように見えます。
また、この「魔術師」のカードには様々な象徴が絵柄に描かれています。
その他の名称として、「賢者」「奇術師」「異教徒」という名もついています。ヘブライ文字との関係は「アレフ」で、関連する色は紫です。パワーストーンではシルバーが相当します。占星学では水星が魔術師を表しています。
タロットカードの場合は1枚のカードに複数の意味があります。その意味の中から被験者が悩んでいる事に一番当てはまる意味をまず付けていきます。またタロットカードは正位置と逆位置があり、占者から見て正位置の場合と逆位置の場合では意味が異なります。大抵は、良い意味のカードの逆位置は悪くなり、悪い意味のカードの逆位置は良くなります。「塔」だけはちょっと違います。まずは正位置から始めます。
1.事の始まりを表します。スタート・新出発・入学・入門・誕生・入社・体験
2.自分の意志で何かを始める。強い意志。考え方・生き方を変える。
3.新しい知識や技術を使う。工夫を凝らす。アイディア・独創性
4.巧みな手腕。何かのリーダーを表します。
5.職業的には技術者・デザイナー・プロデューサー・新入生・新卒者を表します。
逆位置では・・・
1.状況の変化や迷い、気が変わること。
2.間違った選択・スタート。失敗に後悔する。またはスタートがなかなか切れない。無色の生活や浪人。
3.低い知性。技術や資格が不足、または技術や資格を無視する。
4.未熟。知ったかぶり。
5.嘘の肩書。身分や結婚を偽る
6.新しい事が不運を招く。下降。間違った方向にエネルギーを向ける。
となります。

魔術師のカードでは、4大元素である水・風・土・火をそれぞれ「聖杯」「棒」「金貨」「剣」に対応して書かれています。大抵のカードでは、魔術師の頭上には無限が記されており、これは4大元素によって新たに何かを創造することと、その可能性が未知であることを示しています。
キーワードは「創造の新しい始まり」と覚えてください。逆位置はその新しい始まりがマイナスの方向やマイナスの結果を招く、という意味になります。
新しい始まりは、具体的に連想すると、行動を起こすことです。可能性を実現に移すこと、才能を活かすこと。またその可能性に気がつくことを示します。
創造する意欲には、自分で意識していることを表すでしょう。何をしたいのか、なぜするのか、目的をはっきりさせることです。また集中することも連想されます。目的に集中し、気が散るものを追い出すことも意味します。
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「愚者」が持っていた袋の中が何か、この「魔術師」のカードで明らかにされます。
魔術師は袋の中のモノを取り出して、机の上に並べ、何かを創造しようとしているように見えます。
また、この「魔術師」のカードには様々な象徴が絵柄に描かれています。
その他の名称として、「賢者」「奇術師」「異教徒」という名もついています。ヘブライ文字との関係は「アレフ」で、関連する色は紫です。パワーストーンではシルバーが相当します。占星学では水星が魔術師を表しています。
タロットカードの場合は1枚のカードに複数の意味があります。その意味の中から被験者が悩んでいる事に一番当てはまる意味をまず付けていきます。またタロットカードは正位置と逆位置があり、占者から見て正位置の場合と逆位置の場合では意味が異なります。大抵は、良い意味のカードの逆位置は悪くなり、悪い意味のカードの逆位置は良くなります。「塔」だけはちょっと違います。まずは正位置から始めます。

1.事の始まりを表します。スタート・新出発・入学・入門・誕生・入社・体験
2.自分の意志で何かを始める。強い意志。考え方・生き方を変える。
3.新しい知識や技術を使う。工夫を凝らす。アイディア・独創性
4.巧みな手腕。何かのリーダーを表します。
5.職業的には技術者・デザイナー・プロデューサー・新入生・新卒者を表します。
逆位置では・・・
1.状況の変化や迷い、気が変わること。
2.間違った選択・スタート。失敗に後悔する。またはスタートがなかなか切れない。無色の生活や浪人。
3.低い知性。技術や資格が不足、または技術や資格を無視する。
4.未熟。知ったかぶり。
5.嘘の肩書。身分や結婚を偽る
6.新しい事が不運を招く。下降。間違った方向にエネルギーを向ける。
となります。

魔術師のカードでは、4大元素である水・風・土・火をそれぞれ「聖杯」「棒」「金貨」「剣」に対応して書かれています。大抵のカードでは、魔術師の頭上には無限が記されており、これは4大元素によって新たに何かを創造することと、その可能性が未知であることを示しています。
キーワードは「創造の新しい始まり」と覚えてください。逆位置はその新しい始まりがマイナスの方向やマイナスの結果を招く、という意味になります。
新しい始まりは、具体的に連想すると、行動を起こすことです。可能性を実現に移すこと、才能を活かすこと。またその可能性に気がつくことを示します。
創造する意欲には、自分で意識していることを表すでしょう。何をしたいのか、なぜするのか、目的をはっきりさせることです。また集中することも連想されます。目的に集中し、気が散るものを追い出すことも意味します。
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2008年06月24日
「愚者」の教えを知りましょう。
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大アルカナカードの最初は「0」番の愚者です。
ただ「0」という数字が最初なのかというと、ちょっとニュアンスが違うかもしれません。「0」は無であり、「○丸」の形とも言えます。
タロットカードは大アルカナ、小アルカナ共に、紙芝居のように連続したストーリーを描いています。
大アルカナカードは、この「愚者」から「9」番の隠者までが、人間の現実に即した成長のプロセスを描いています。その後「10」の運命の輪から「20」の審判まで、人間ではないものが登場し、精神的な・・抽象的な成長のプロセスを描きます。最後の「21」番の世界で、現実的・物質的な成長と精神的・抽象的な成長の最終過程・・完成に至るわけです。
「愚者」の数字は「0」です。カードによっては「22」と付けられている場合もあります。
「愚者」は「新しい始まり」「自由な人」「放浪」をイメージしています。
「自分は何か?」という人生における究極の命題を問いかけ、その答えを探しながら旅をする人間です。あらゆる物事の出発点、逆にいえば終着点を意味しています。

「愚者」のカードを見て、どのように感じたでしょうか?
希望に満ちた純粋な心を持った若者が、危険など考えずに歩もうとしています。ひとたび間違えば、崖から転落してしまい、まさに「愚か者」でしょう。しかし、白い犬が無謀な行動・無計画な行動への警告を示しています。愚者はきっと、後方にある目指すべき太陽に気がつくのでしょう。
このような象徴をみていくと、「愚者」のキーワードは、「スタート」「自然に振舞う」「開放」「自分の愚かさに気がつく」という言葉が当てはまります。
「スタート」について考えてみてください。旅に出ること、新たな冒険に踏み出すことも「スタート」です。何事も始めること全てがこのカードに表わされています。スタートすることは、今の視点から違う視点になることです。そう考えると、視点が広がる、とも言えるでしょう。
「自然に振舞う」とは愚者の純粋さからイメージされた言葉です。先の事を気にしない幼子のような生き方です。大人から見れば「無謀」「無計画」「衝動的」とも言い表せそうです。
「開放」は心配事や恐れから解き放たれること。喜びや希望の中に囲まれていることを示しています。
正位置では、「無邪気さ」「自由に生きる」「思い切った行動」「愚行」「出発」
●大きな決心や決断 好ましい偶然 ライフスタイルのあり方を見出す暗示
決心・・質問者が挑戦する道を選択すれば意義深いものとなり、生活に良い変化をもたらします。
「偶然」はキーワードの1つ ラッキーハプニングという暗示もあります。
逆位置では、「無思慮」「無計画」「愚かさ」「衝動的な行動」「無知」「誤った方向や決定」「優柔不断」
●愚かな決心 自己中心的な行動 質問者は選択を誤ったり他人に利用される暗示。
欲望はあなたを悪い方向へ駆り立てる
「何が欲しい」のか、「何がやりたい」のかもう一度熟考する必要がある
馬鹿げた利己的な行動
結果を考えずに気の向くまま行動すれば後悔が待っている
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ただ「0」という数字が最初なのかというと、ちょっとニュアンスが違うかもしれません。「0」は無であり、「○丸」の形とも言えます。
タロットカードは大アルカナ、小アルカナ共に、紙芝居のように連続したストーリーを描いています。
大アルカナカードは、この「愚者」から「9」番の隠者までが、人間の現実に即した成長のプロセスを描いています。その後「10」の運命の輪から「20」の審判まで、人間ではないものが登場し、精神的な・・抽象的な成長のプロセスを描きます。最後の「21」番の世界で、現実的・物質的な成長と精神的・抽象的な成長の最終過程・・完成に至るわけです。
「愚者」の数字は「0」です。カードによっては「22」と付けられている場合もあります。
「愚者」は「新しい始まり」「自由な人」「放浪」をイメージしています。
「自分は何か?」という人生における究極の命題を問いかけ、その答えを探しながら旅をする人間です。あらゆる物事の出発点、逆にいえば終着点を意味しています。

「愚者」のカードを見て、どのように感じたでしょうか?
希望に満ちた純粋な心を持った若者が、危険など考えずに歩もうとしています。ひとたび間違えば、崖から転落してしまい、まさに「愚か者」でしょう。しかし、白い犬が無謀な行動・無計画な行動への警告を示しています。愚者はきっと、後方にある目指すべき太陽に気がつくのでしょう。
このような象徴をみていくと、「愚者」のキーワードは、「スタート」「自然に振舞う」「開放」「自分の愚かさに気がつく」という言葉が当てはまります。
「スタート」について考えてみてください。旅に出ること、新たな冒険に踏み出すことも「スタート」です。何事も始めること全てがこのカードに表わされています。スタートすることは、今の視点から違う視点になることです。そう考えると、視点が広がる、とも言えるでしょう。
「自然に振舞う」とは愚者の純粋さからイメージされた言葉です。先の事を気にしない幼子のような生き方です。大人から見れば「無謀」「無計画」「衝動的」とも言い表せそうです。

正位置では、「無邪気さ」「自由に生きる」「思い切った行動」「愚行」「出発」
●大きな決心や決断 好ましい偶然 ライフスタイルのあり方を見出す暗示
決心・・質問者が挑戦する道を選択すれば意義深いものとなり、生活に良い変化をもたらします。
「偶然」はキーワードの1つ ラッキーハプニングという暗示もあります。
逆位置では、「無思慮」「無計画」「愚かさ」「衝動的な行動」「無知」「誤った方向や決定」「優柔不断」
●愚かな決心 自己中心的な行動 質問者は選択を誤ったり他人に利用される暗示。
欲望はあなたを悪い方向へ駆り立てる
「何が欲しい」のか、「何がやりたい」のかもう一度熟考する必要がある
馬鹿げた利己的な行動
結果を考えずに気の向くまま行動すれば後悔が待っている
当たる!占える!タロット講座。シンボルを読む解くイメージリーディング